「この市販おやつ、うちの子に食べさせて大丈夫かな…」
スーパーのお菓子コーナーで立ち止まり、
裏面の成分表とにらめっこしたこと、ありませんか?
乳・卵アレルギーの1歳娘を持つ私も、
最初はおやつ選びのたびにドキドキしていました。
でも大丈夫。正しい見方を知れば、
市販のおやつも安心して取り入れられます。
内科クリニックで働く看護師として
アレルギー表示の知識を持つ私が、
✔ 成分表のどこを見ればいいか
✔ 乳・卵が「隠れている」原材料名
✔ 実際に娘に食べさせているおやつ
をまとめて解説します。
市販おやつは「絶対NG」ではない
「アレルギーがあるなら市販おやつは全部ダメ」
そう思っていませんか?
実はそんなことはありません。
日本では食品表示法により、アレルギーを引き起こしやすい食品(特定原材料)は成分表への記載が義務づけられています。
つまり、成分表を正しく読めれば安全なおやつを見つけることは十分できるのです。
ただし——
表示には「知っておくべき落とし穴」もあります。次のセクションで詳しく解説しますね。
成分表のここを見て!5つのチェックポイント
【チェック①】特定原材料8品目の表示を確認する
卵・乳・小麦・えび・かに・そば・落花生・くるみの8品目は表示が「義務」となっています。
※2023年にくるみが新たに追加されました。古い情報では7品目と書かれていることがありますが、現在は8品目が正しい表示です。
この8品目が成分表にないことをまず確認しましょう。
【チェック②】原材料は「使用量が多い順」に書かれている
原材料名は、使用した重量が多いものから順番に記載されるルールになっています。
つまり、リストの最初に書いてあるものほどその食品にたくさん使われているということ。
気になる原材料が後ろの方に書いてあれば含有量は少ない、ということが分かります。
【チェック③】「/(スラッシュ)」の後ろは食品添加物
原材料名の表示では、スラッシュ(/)より前が「原材料」、スラッシュより後ろが「食品添加物」です。
例:砂糖、小麦粉、植物油脂/乳化剤(大豆由来)、香料
この場合、乳化剤と香料が添加物にあたります。アレルゲンが含まれる場合は添加物にも(〇〇由来)と記載されるのでスラッシュ後も必ずチェックしましょう。
【チェック④】「本品製造工場では〇〇を含む製品も製造しています」を見落とさない
これはコンタミネーション(意図しない混入)への注意表示です。義務ではなく任意表示のため、記載していないメーカーもあります。
アレルギーの程度によって判断が変わるので、心配な場合はかかりつけ医に相談しましょう。
【チェック⑤】「乳化剤」「香料」の由来を確認
添加物に乳・卵由来のものが使われる場合は「乳化剤(乳由来)」のように括弧内にアレルゲンが明記されています。
スラッシュ後の添加物欄の括弧内も見落とさずチェックする習慣をつけましょう。
要注意!乳・卵が「隠れている」原材料名
成分表には一般名ではなく原材料名で記載されることがあります。パッと見て分からないものをまとめました。
■ 卵が含まれる可能性がある原材料名
- 卵白・卵黄・全卵
- マヨネーズ
- リゾチーム(卵白由来の酵素)
- 卵殻カルシウム
- アルブミン
■ 乳が含まれる可能性がある原材料名
- 乳糖
- カゼイン・カゼインNa
- ホエイ(乳清)
- バター・バターオイル
- 生クリーム・脱脂粉乳
- チーズ・ラクトース
「なんか難しい名前が書いてある…」と感じたら、かかかりつけ医に確認するのが安心です。
看護師ママが実際に選んでいるおやつ5選
「理屈は分かったけど、結局何を買えばいいの?」
そんな声にお応えして、乳・卵アレルギーの娘が実際に食べている市販おやつを正直にご紹介します。
※食品の原材料はリニューアルで変わることがあります。購入前に必ずパッケージの成分表をご確認ください。
🍎 ママの感想
優しい甘さ!ジッパー付きなのも便利。娘も自分でつかんで食べてくれます。
🍎 ママの感想
幼い子どもにもちょうどいい塩味。シンプルな原材料で安心して渡せます。
🍎 ママの感想
スティック状で子どもが自分で持って食べやすい。カルシウム補給もできて一石二鳥!
🍎 ママの感想
子どもにも大人気!「(えびせんはやっぱり)止められない、止まらない」は1歳からも健在でした(笑)
🍎 ママの感想
きなこやフルーツを混ぜると栄養たっぷりのおやつに。牛乳が飲めない娘のカルシウム源としても活躍しています。
外出先・保育園での対応も安心に
外出時は持参おやつが便利
お出かけのときは、安全が確認できている市販おやつをあらかじめ持参するのがおすすめです。
今回紹介したぽてこやたべっこべびーは軽くてかさばらないので、バッグに忍ばせておくのに重宝しています。
保育園・幼稚園への伝え方
保育園や幼稚園では、入園時にアレルギーの程度や除去食の内容を詳しく伝えましょう。
私が実践しているのは、「食べられるものリスト」を作って先生に渡すこと。
「ダメなもの」より「食べられるもの」を共有した方が、先生も対応しやすく、子どもも楽しくおやつの時間を過ごせます。
まとめ
成分表を正しく読むポイントをおさらいします。
✔ 特定原材料8品目(2023年からくるみが追加)を確認
✔ 原材料は使用量が多い順に記載されている
✔ スラッシュ後は食品添加物——括弧内のアレルゲンもチェック
✔ コンタミネーション表示を見落とさない
✔ 「乳化剤」「香料」の由来も確認
成分表を正しく読めれば、市販おやつも怖くありません。
アレルギー児のママが少しでも楽に、そして笑顔で子どもとおやつの時間を楽しめるよう、これからも役立つ情報を発信していきます。


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