「うちの子も検査入院になるかも…」「実際どんな感じなんだろう」
そんな不安を抱えているママさんへ。1歳3ヶ月の娘の乳アレルギー検査入院を経験した、看護師ママのリアルな記録をお届けします。
検査入院になった経緯
娘は生後まもなく乳アレルギーと診断され、それ以来ずっと乳製品を除去してきました。
前回牛乳が入ったものを口にしたのは約8ヶ月前。バナナミルクを飲んだ際に、眼球に指を入れるほど激しくかゆがったのが最後でした。
1歳を過ぎたころ、主治医から「そろそろ負荷試験をしましょう」と提案があり、今回の検査入院が決まりました。
入院前日、正直眠れなかった
入院が決まってから、ずっと不安でした。
8ヶ月ぶりに牛乳を直接飲ませること。もし症状が出たら、お兄ちゃんや周りの子が食べているお菓子を、娘だけ我慢させることになる。
ごはんの時間になると嬉しそうに椅子に座る娘を見て、時々「症状が出て食べられるものがもっと減ったら、どれだけ辛いだろう」と考えてしまうこともありました。
母として、怖かったです。
入院当日の朝
娘は意外なほど落ち着いていました。きっと私が隣にいたからだと思います。
小児科病棟に案内されると、娘の病室の目の前にキッズルームがありました。娘はそこをじっと見つめ、「行きたい…!」と言わんばかりの表情。その様子にクスッと笑えて、少し緊張がほぐれました。
食物負荷試験の様子
この検査は食物負荷試験といい、医師の管理のもとで少量ずつ原因食物を食べさせ、アレルギー症状が出るかどうかを確認するものです。
今回のスケジュールはこうでした。
| 回数 | 量 | 間隔 |
|---|---|---|
| 1回目 | 牛乳2cc | — |
| 2回目 | 牛乳2cc | 1時間後 |
| 3回目 | 牛乳1cc | 1時間後 |
| 終了後 | 経過観察 | 2時間 |
1回目は、シリンジに入った牛乳を差し出すと、娘は拒むことなくすっと吸ってくれました。内心「飲んでくれた…!」とホッとしました。
2回目・3回目は、医師や看護師がベッドサイドに集まってきたタイミングで娘が泣き始め、牛乳も拒否。担当の看護師さんが上手にあやしてくれて、なんとか飲み切ることができました。
観察中は常にドキドキしていましたが、娘に症状は出ませんでした。
「症状が出なかった」とわかった瞬間
2時間の経過観察が終わり、「今日は大丈夫でしたね」と医師に言われた瞬間、全身の力が抜けるような安堵感がありました。
8ヶ月前、あんなに苦しそうにかゆがっていた娘が、5cc飲めた。それだけで十分すぎるくらいの結果でした。
先生から言われたこと
検査後、主治医からこう説明を受けました。
「今日飲めた5ccを、これから毎日家で飲ませてください。慣れることが治療です」
少量を毎日続けることで体を少しずつ慣らしていく経口免疫療法という治療法です。退院後すぐに、毎日5ccの牛乳を飲ませる生活が始まりました。
そして1ヶ月後には、卵アレルギーの検査入院も予定しています。
看護師として「患者側」になって気づいたこと
普段は看護師として患者さんを見る立場の私が、今回は付き添い家族という立場になって気づいたことがあります。
①次の訪室時間を教えてもらえると安心
「次はいつ来てくれるんだろう」と思うと、なんとなくベッドサイドから離れにくくなります。「〇時ごろまた来ます」の一言があるだけで、その間に気分転換できました。
②病室から出てもいいか、確認してみて
同室に、同じく食物アレルギーで入院されているお子さんのママがいて、あいさつがてら少しお話しする機会がありました。検査とその後看護師による体調チェックが済んだら、娘と病棟の廊下を散歩したり院内の売店に連れて行った話をしたところ、「病棟から出てもよかったんですね!知りませんでした」ととても驚いていました。
(病院や状況によって「安静度」(どこまで動いていいか)の決まりは違うので、必ずその日の担当看護師に確認を。)
1泊2日とは言え、実際に入院してみると意外と過ごす時間は長いものです。もし担当看護師に確認してOKが出たら、可能な範囲で子どもも自分も気分転換するのが大切だと感じました。
娘も到着時はおもちゃで遊んでいましたが、すぐに飽きてサークルベッドから出たがって大変でした。遅めのお昼ごはんのあとにキッズルームへ連れて行ったら、それはそれは嬉しそうな顔をしてくれました。
検査入院を控えているママへ
幼い子の付き添い入院は、正直なかなか大変です。
トイレに行くだけでも一苦労。いつもと違う環境で、娘は私が少し離れるだけで泣いてしまいました。
一つだけお伝えするとしたら、入院の前後は家事を極限まで楽にできるよう準備しておいてください。
入院中は思った以上に体も心も消耗します。帰ってきてから「ご飯どうしよう…」とならないように、作り置きや冷凍食材を用意しておくだけでずいぶん楽になります。
検査の結果がどうであれ、子どものそばにいてあげられるだけで十分です。ママも無理しないでくださいね。
来月は卵アレルギーの検査入院があります。また記録をシェアしますね。


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